長野県松本市安曇鈴蘭
『日本の滝百選』 46年前(1969年)に訪れたことのある懐かしの滝。
ウィキペディアから
小大野川にかかる長野県道84号乗鞍岳線の鈴蘭橋から少し下ったところにある。落差21.5m、
幅8mで、幅いっぱいに平均して水が落ちる端正な滝である。東向きであるため、朝日に輝き、
虹が現れることも多い。県道から滝見台への通路が整備されている。乗鞍岳の麓、乗鞍高原上部に位置し、三本滝、番所大滝とともに「乗鞍三滝」と称される。
滝の名前は、イワナに引き込
まれて滝壺に落ちた釣り師「善五郎」からつけられたと言われる。
善五郎の滝
散策道を歩いてみても滝を見ても昔の記憶が戻ることはなかったが、滝を見ていると
月日が流れたなー! と考え深いものがあった。 あの頃は何をしていても楽しかった。乗鞍高原
生まれて初めてスキーをしたのは乗鞍高原のスキー場だった。友人をスキーの先生として厳冬の乗鞍高原で車中泊をしながら3日間のスキー特訓を受けたが、巧くはなれなかった。 安物のシュラフを2枚重ねての車中泊であったが、朝起きるとミカンが凍っている、生卵が凍っていると色々なハプニングを経験させて貰った。帰宅日には車が雪で埋まってしまい、地元の人に掘り起こして貰い、無事、帰宅することが出来た。
今日、雪の無いゲレンデを見て、初心者で滑り下りることが出来なかった斜面はここだったと思い出したが、車中泊をした場所は探すことが出来なかった。
善五朗の滝 (落差21m)
思い出の滝
1969年、今から46年前、初めて買った車で、その当時、マイカーが乗り入れが出来た乗鞍岳畳平に友達とドライブに行き、その時に善五郎の滝を散策したが、残念ながら写真が残っていない。その後も善五郎の滝が氷瀑したと言うニュースを何度か耳にしていつかは再訪したいと思っていた。記憶として残っているのは四角形の滝だけで既に実際の滝容とはかけ離れていると思う。
ぜんごろうのたき
散策道に入る。
県道84号線沿いにある遊歩道入口の無料駐車場。
何故か全車前向きに停めている。
散策道に入ってみるとどこでも歩ける状態で右にも左にも道が伸びていた。左側からの沢音が大きかったが、右側の上流側へ進んでみる。
小大野川に向けて整備された階段道を下りて行く。
小大野川に掛かる橋で右岸に渡る。
橋の上から見た水の綺麗な小大野川の淵。 これを見ただけでも来た甲斐がある。
遊歩道から同じ淵を見る。 ”善五郎の滝”はこの上流側となる。
説明板を見て驚いたのはこの淵が ”善五郎の滝”の昔の滝壺だったことだ。
”善五郎の滝”(落差21m)は記憶の四角形ではなく長方形だった。
前回、この滝を見たのは46年前、少しは後退しているのだろうか? 物差しの単位が違うか。
滝壺の横に上り階段道があったので滝口に行けるのかと思い上ってみる。 下って来たハイカーが居たのでインタビューしてみると国民宿舎からの散策道であり、滝口には行けない。
と言うので途中で引返すことにした。
間違った散策道で見付けたのが ”龍のオブジェ”
目玉は書き入れたが、実物にも目玉を書き入れたいくらいだ。 地面から今にも飛んで行きそうな感じがした。
滝見台に廻り”善五郎の滝”を見るが、樹木が茂り滝壺が見えない。
昔は見えていたのだろうか?
観光地図は地形としてはいい加減なので参考に留めておきたい。
右側への道で合っていた。
滝見台には後から行くこと
にして、善五郎の滝へ向う。
今日の遠征